……、[心の中でそのひとの名前を呼んだ。重たい腕に手。もぞもぞと動かして。眠りの中で探し、もし触れられたなら弱々しく引っ張る。少しでも寄ってきてくれたなら抱き込んでしまうだろう。ベッドの中に引き込みたい意思を感じさせるように。いつもうさちゃんと眠っていた。でももういないぬいぐるみの代わりではない。誕生日の宴の夜。本当は言いたかったこと。ピギーとともにこのふわふわ布団で寝てみたいんだって。一緒がいい、というように。おやすみの声>>C4の後、力が強まった。*]