[その後続けられた言葉に、私は暫く思考し、返答を出力します。>>*3]
『了解しました。アイリスA型08少尉。
記憶データの消去を中止し、参照できないようロックします。
ロックした記憶データはアイリスA型08少尉の識別名で解除できるように条件付けを行います。
外でアイリスA型08少尉に出会った際は、私が製作者に代わり、アイリスA型08少尉をサポートします。
アイリスA型08少尉の役に立てる日を楽しみにしています。』
[私の製作者はアイリスA型08少尉によくした、つまり関わりがあったようです。
いつか会う時、できる限りのサポートができるように性能向上に努めるため、アイリスA型08少尉が私に別れを告げれば、私は他の機体と交流すべく、移動を開始するでしょう。]**