星狩りの国-暁の街-

26 ― 境界の先への手紙 ―


【墓】 煙霞山 山主 蓬儡

あれは、何かの拷問かと思ったぞ……。

「そんなまさか。
私なんて日常使いしているのに。
まぁ、慣れていないなら仕方ないかもね。」

[確かに、彼はいつも踵の高い靴を履いている気がする。
けれど日常使いなど正気か、と男は心身ともに引いてしまった。
椅子ごと引く様子に、齊芸鵬は失礼な、と頬を膨らませる。

同じ妖魔しゅぞくであっても別のものを至高とする者とは考え方が違う。
心の指標となるものが異なるのだから、致し方ない事ではあるのだが。]

……お手柔らかに頼む。

(+23) 2024/09/25(Wed) 23:16:25

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