……………。[しばらく口ごもったまま、ウタを横目に見つめていたが。]あー、駄目だなぁ。せっかく良い口実を思いついたと、思ったけど、適当なこと言えないわ。ウタには幸せになってほしいからさ。ずっと側にいられるなら、俺は絶対寂しい思いをさせないっつって、誓えるんだけどな。俺がいないとこで泣くなーとか、飲み過ぎるなーなんて言ったら、困るよな。[もうすぐ帰る旅人なのに。]