[それから前に約束してくれた、装飾品について。
この世界に残る事になったのだから、急がなくても全然かまわないのに、良いものを見つけたらしく、一緒に見に行ってその場でお買い上げ。リクエスト通りの、花の耳飾りを贈ってくれた]
ありがとう ……ね、着けてくれる…?
[右の横髪を耳にかけて、こっちに着けてと促す。
彼の手で花飾りが着けられたら、顔も自然と花開くように綻ぶ]
似合う、かな?
うれしい、……大切にするね
[顔の横で常に花が咲いていれば幸せで、
あなたにも毎日笑顔を向けられるような、そんな気がした]