これまで我々は、この地球がより長く生きられるよう、
人類にとって優しい世界となるよう尽力してきました。
それこそがこの国、引いては人類の未来に繋がると信じてきたからです。
しかしそれは、この地球の自然体な生命があってこそ。
我々の技術で健やかに育まれてきた自然は、
より広く、より多くに傳えられるべきであり、
それは我々の技術だけでは成り立たないと、国は判断致しました。
今、世界は終焉へと向かいつつあります。
我々人類の未来のために必要なのは、
かつて啀み合ってきた隣人を赦し、
手を取り合うことにほかなりません。