邪魔するぞ、グラス。……ああ、また愛機を派手にやられてな。リペアが終わるまで此処で世話になる。ヤケ酒のひとつやふたつ、やらせて貰おうじゃあないか。…………ついでに、アレだ、企業のカタログ……最新の奴……入ってないか?いや、その……なんだ……時代遅れなんじゃあないかなって……重量二脚……時代はもっと機動性の高い軽量なのか? だが私は積みたいんだ……武装を積みたいんだ……[カウンター席の端に座り込んだ軍人風の男が、 マスターから渡された人型兵器のカタログを捲りながらブツブツと]