……ようこそ、おいで下さいました。ここまで辿り着いたアナタの人生(道のり)は、きっと大変だったでしょう。どうか、どうかここでほんの少し休んで、その身の疲れを癒していってくださいなここは 終(つい)のお宿 初旭(はつあさひ)。アナタの生命が 魂が その傷が癒やされるよう疲れや未練を流すところ。アナタの次の魂の行き先(じんせい)が、幸せなものになりますように、しばし息をつくところ。