[アナタは目が覚めると夜闇に輝くライトが華やかな門の前にいた。
──いや、”目が覚めた”というのが正しい表現なのかどうか……。
アナタは確かに眠りについたはずなのだ。
夢の中にだけ現れるという遊園地のチケットと一緒に。
そうして目を覚ましたアナタの前に現れる一頭のライオン。
ライオンはなんと人間の言葉で喋り出したではないか!]
ようこそ!夜の遊園地ネバーナイトランドへ!
私はこの遊園地の案内役でありマスコットのレオーネ。
お気軽に「レオーネくん」とお呼びください。
さあさあ、せっかく遊園地に来てくれたのです。
夜が明けるまで遊園地で遊びましょう!
夜明けにはアナタがなくした大切なものもきっと見つかりますよ。
[レオーネは楽し気で紳士的な声でアナタに語り掛ける]