我々は、人類の存続のために多くの犠牲を払ってきた。
国民の命だけではない。我々自身はこれまで積み重ねてきた叡智と技術により損害は少ないが、周辺国への影響、資源採取事業やを通しての地球環境や生態系の破壊等…長きに渡る戦いによって疲弊したものも多い。
本来我々の技術は人が人として生きるために使われるべきものであり、引いては人を人として生かすために用いられるべきものだ。
世界が終焉へと向かいつつある今、我々が成すべきは殺戮ではない。
この国の、いや、人類の未来のため国民皆が
この決定を受け入れてくれることを願う。