[厨房、調理場の爆破時刻は、当日看守の点検時刻。>>1:335>>1:337タイミングこそ此方から操作不可能なものの、彼らは毎日必ず決まった時間に現れる。故に、凡その時間は他に者にも分かる筈だ。看守らが床に零れた小麦粉を見つけ、呆れ、はあやれやれとライターで煙草に火を付ける――、そんなタイミング。調理場に人が足を踏み入れれば風が発生し、床に降り積もった粉が舞っただろう。]