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自分の顔を知っている人は多いけれど、名前までは、と言う人の方が多いから。
だから名前を呼ばれれば、よろしくお願いしますねの代わりに、嬉しそうに微笑むのだ。
人類ははるか古来より、夜空に散る星々や月に魅せられ、手を伸ばし、地球から飛び立たんとしてきました。
作り話だろうと言われていますが、逸話では、世界最古の宇宙飛行士は、竹製の椅子に沢山の花火を括りつけ、そのまま消えてしまったそうな。
宇宙は遠く、暗く恐ろしく、何も見えない。
けれど皆、その先に何かがあると強く信じています。
遠いからこそ、簡単に手が届かない未知だからこそ、僕たちは憧れ、その先に行きたいと思うのでしょうね。
皆、永遠の夢を見て居るんです。
旅にも憧れにも、果てと言う物はありませんから。]