――アドベンチャーエリアで――
[デラックス・イーグルに乗るための出入り口は、混み合うこととは無縁の“夢”の遊園地のため同じだったのでしょう。
不思議もご都合主義も“夢”の中なら何でもありなのです。
ということはさておき、ロボスタッフに支えられてる方はまだ機能が再開(意識がはっきり)していなかったようでした。
>>0:406]
…いえ、
[機械音声ながら、幻でも見るように零れた死神という単語。
続く、その否定と自らを無様だということに対しては、この二文字を持って纏めて応えました。
細かく話すとしたら、死神との言葉は例えば、人間からすると間違っても居ないし、この“夢”の遊園地で、調子の悪そうな初対面の方を見て心配することはあっても、無様だなんて思いませんでした。
ロボスタッフも居ましたし、基本的にここでは大事になることはないと思いつつ、回復するまでの暫くはそっと見守ります。
子犬に関しては、その間も吠え続けていたでしょうか。]