[…なーんて遠大な夢を思い描いたって現状、町の出入りもままならない見習い程度の実力しかないんだけど。まあ追々、追々ね。そうだ、お言葉に甘えて帰り道ご一緒するのも悪くないな。と思考は次に移りつつ。本当に行きたい場所は別にあるのを自分自身、理解はしていた。]