ね、「 」。 影なる月たるワタシの片割れ、 淡くも地を照らすやさしき銀色。 この銀河から離れたアナタというひとを、今でも、 ワタシは、ワタシのふるさととして想っています。[遠く、遠く、遥か離れた銀河の彼方を見つめて――。 その「アナタ」の名を、窓の前のリリスはつぶやく。]