[傍に寄って来る人物は老婆よりも更に小柄だ。>>3小さな鼻と大鍋の距離は少し遠い。「見るかい?」と、おたまをステッキよろしく振り上げると、ちいさな体がふわりと浮く。] そう、「お客さん」だよ。 何が食べたいかは後で聞くこととしても、 ババのスープは食べてもらいたいからねえ。 テッドも準備してくれるかい?[その前にスープの味見がしたければ、もちろん小皿をもうひとつ取り出す。テッドを床に降ろしてから。*]