裏路地
ジャンク屋?
[ジャンク屋という言葉に
>>252成程、その手元の紙は地図もしくはメモかと当たりを付ける。おかしな物
―― と子供の目には映っていたを販売している店なら幾つか候補はある。ジャンク屋というのがどういう物なのか馴染みのないメトロポリスの民は、その言葉の雰囲気から店の候補を思い浮かべて]
見せて
[警戒しながらも近づき、紙を見せてもらえたのなら、その手書きの地図にようやく「ああ」と納得するような声を出した]
もう少し先だけど、この道だと行き止まりになっちゃうかな
一本隣だったかも
付いてきて
[警戒は解き切らないものの、それでも男に対しては背中を見せた。そもそも逃げるしか能のない足だ、面と向かってたとて、万が一妙なメカでも使われようものならひと溜まりもないだろう。今は危害を加えないという男の話を鵜呑みにすることにしただけ。
信じたわけでもない。]