十日後が過ぎた後
[パジャパがあった翌日以降、ランディはそれまで以上に聖子にべったりとして過ごしていく。
傍から見てもスキンシップが増えたことがわかるだろうぐらいだった。
とある日、朝食をともに食べた後ランディはいつものように聖子を連れて街へと繰り出していく。
外に出る時は決まって手を繋いでだ。
暑くても離すことはしなかった]
そう言えば、指輪はどうする?
作ってもらうなら早いほうがいいと思うけど。
[聖子がランディと結婚しても良いと思えたなら指輪を贈ろうと話していたが、どうだろうかと問いかけて――]
流石に経費じゃ落ちないだろうからなぁ。
少し歩くけど今日はパーティーハウス……
……だった俺の家に行ってみる?
[そうして話しかけながらのんびりと散歩するくらいの速度で歩いていた**]