[場面変わって美術部顧問から、受賞作の自画像が玄関正面廊下の壁に飾られることになったと聞かされるシーン。] え?ちょっと待ってください何の拷問ですか 毎朝登校するたび自分の顔と顔合わすんですか? う〜わ、キッツぅ〜……。[勧められるままコンクールへ出したばっかりに、自分の顔とほぼ毎日遭遇する羽目になった3年生春休み明け。卒業してからも自分の油彩画が飾られ続けると、美濃はまだ知らない。]