[ 練習したおかげか、 なんとか形になっているステップを踏んで。 時々バランスを崩しそうになれば、 やっぱり下手だなと笑ったりして。 今日だれよりも綺麗な君を手にしているのは私なのだと、 村中に見せつけてしまおう。 中途半端に下手くそな私の踊りは、 ロマンチックというよりは どこか面白おかしい物になったかもしれないけれど。 花に満ちたこの村で、自分の花を見せつけるように、 君との踊りを楽しもうか。** ]