――ええ、はい。はい、集合は夜の8時ですからそれまでには……大丈夫です!ああ、花火は現地から見れます。少し遠いですがと言い伝えておいてください。それではまたあとで。
(カバンを肩にかけ、端末を手に街を歩く。電話が終わったところでアマレロからの連絡に気づき時計を確認する)
おや、素晴らしい客人がお帰りだ。この街は楽しんでももらえたかな。
えーと……、そうなのですね、私もこの数日間は今まで体験したことのないような楽しい日々でした。ありがとうございます。
>>5
わあ。神の思し召しかな。
(送信ボタンを押して顔をあげたその時、少し離れた前方にアマレロの姿を見つけ、手を振る)
アマレロさん!まさかお会いできるなんて!