あらあら、いいのよ?私へのお礼なんて。
[と言いつつも、自分のためにお人形さんが売店内を探し始めれば>>0:418、止めることはしない。
やがて、星屑が散りばめられたような柄が特徴的な藍色基調のガラスペンを魔法の杖として差し出されれば、その発想に感心と愛おしさを。]
まぁまぁまぁ!なんて素敵な杖なんでしょう!
おばあちゃまにいただけるの?
ありがとう、ラピスちゃん。大切にするわね。
[なかなか贈り物をもらう機会がなかったのに、この遊園地では贈り物をもらってばかり。
心がじわりとあったかくなって。ついつい、嬉しくなって、杖を手に取った時に魔力をほんの少し通わせれば、淡く光り始めたことだろう。こっちは本当の魔法。]
うふふ、とっても素敵な杖を選んでくれたのね、おばあちゃまの魔力に馴染むみたい!
[そう言って小さく杖を振れば杖の光はふわりと消えた。ちょっとしたパフォーマンスではあるが、ついつい慣れないことをしてしまう。
それはきっと彼が喜ぶところを見たいから**]