「あっ。おいしい。」[完成したそれは思いの外、優しい味わいになった。「ありがと。」『どういたしまして。』そんなやり取りのあと。ナタリーは喉の調子を確かめる。(うーん。まだちょっとヒリヒリするけど…。)でも、大丈夫そうだ。ほっとため息をついて。]