[手を軽く持ち上げられ、うんと頷いて一緒に踊りの輪の中に飛び込む。>>5別にリズム感ないわけじゃないけどボクだって踊りなんてしたことないし、コウにいのこと笑えなかったかもな。足を踏まないようにしながら二人でぎこちなくステップを踏む。でもさ、踊りが上手か下手かなんてボクにとってはどうでもいいことで。君がボクの手を取って目の前にいる。それが何よりも一番大事で、幸せなことなんだ。]