[そこまで話した所で、にわかに外が騒がしくなってきただろうか。>>#1
気付けば夜明けが近くなっていた事に遅まきながら知った僕は、ずっとローズさんの手を握っていた事に気づいてぱっと手を放す。]
す、すみません!
ええと……どうやら外はパレードが始まったみたいですね
沢山話させてしまいましたし、少し休憩でもしましょうか。
[想像すれば、望み通りの飲み物が出るんだったっけ。
……コーヒーを愛飲してるんだけど、ローズさんの時代には缶のタイプはあったのだろうか。
なんて思いながら、想像していたら二本程コーヒーが出てきてしまった。
……飲みます? とはちょっと言いづらい。
よくよく考えると割と僕は大胆な事をしていた自覚もあったので。** ]