── 輸送船の医務室・レイルと ──
[どうやらルミもこの船に乗り込むようだ。>>4
──ふと過るルミの愛への警戒。>>2:303
だが、レイルが待てと言うなら限界まで待とう。
彼女もまた自分たちの脱獄を手助けしてくれた一人、見捨てるのは酷だ。
それよりも今はレイルの身が心配だ。>>5
輸送船の医務室に降りていくレイルを追いかける。
痛々しいレイルの姿。>>6]
レイル様! どうかお気を確かに……!
[呼びかけながら、出血の酷さに目を見張る。
このままでは出血死もありえる──……己の顔に緊張感が走る]