[こんな、感情とか言うシステムや機能、付いていなければ苦しまずに済んだ。
自分は道具らしく無機質で無感情で、何もかも与えられていなくてもよかった。
その方がきっとマシだっただろうから。
けれど、]
感情を持つことは、
苦しみを背負う事
それでも
コレが付いて居て良かった時もあった
[感情が在って良かったと思う事も、決して無い訳ではない。]
その時は
苦しみを上回る幸福を抱けていたと思う
[きっと煌めく思い出もあっただろうから。
たとえ他者から見たソレが脆い砂の山でも、プラスチックでも、ガラスの破片でも、ガラクタの塊であったとしても。
自分にとって大切な物だったのなら、それでいいのだと思う。
それだけは誰にも否定出来やしないのだから。]