>>1:9 ギィ
あ、そうなんだ。整備されてるとはいえ、そこそこ歩かない?本日は大冒険だ。
通ったことならあるけど知らなかったな。冬以外でも食べられるの?ブッシュドノエル。
遊びにいったらギィ、案内してくれる?
[改めて確認すれば一人、二人は見つけられるのかも。
それに一人旅だってもう慣れっこだ。それなりに熟せてる、そう思う。
だけど、あなたと知らないところで遊ぶのがとても魅力的に感じるから。本日何度目の"お願い"だろうか。]
[謙遜でなく、自分が特別優しい人間だとは考えていない。
でも、あなたがそう喜んでくれること。それがやっぱりとてもうれしくて、あなたの優しさを感じること。それを認められることだって、巡ればなんだかよろこばしいことでは?
それが二人の間でぐるぐる続くなら、否定しなくていいと思えた。]
うん。とっても。
[それはとっても貴重で、悪くない。ううん、いいことだと頷けた。
心地の良い不思議な時間。だけど祭りはまだこれからだから、はたと。「ごちそうさま?腹ごなしに水風船とか捕獲しにいく?」]