[ 私の、右頭部の大きな傷跡が。 神経を傷つけてしまい色を失った右目が。 残された執念を灯す朱の左目が。 貴方を怖がらせてしまったでしょうか。 それとも、貴方の胸中にも、 私と同じ気持ちを、火を灯せたのでしょうか。 "この国を変えなければ。" 私は、この一つの想いでしか、今地を歩けないので。]