……。 時間があれば、『こっち』を、 一度バラして、好きに組み立ててみたい。 …なんて。思ったり、しませんか。 [ こっち、とバイクを指さしてみせて。 私は、それを「ゼロ」として。 Tを作るものだと、思っていますから。 私の口元は、少しだけ、口角をあげていました。 果たしてそれが、楽しさか、自嘲か。諦観か。 私本人にも、わかりはしませんでした。 ただただ、今は。 あるべき姿に、羽飾りひとつ。 ]