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>>3:39>>3:42 ハチ 2/2
[片手にやや収まらないサイズのぽきゃぬいは、秋の祭りの装いか。黒の外套を纏っている。
シーズン先取りを主張するには、ぽてり。座らせるにやや姿勢が傾いて、恐らく季節をほぼ一廻りしてきたのではなかろうか。
何故か少々困り顔にも見える。大変味わい深い。こちらを見上げるあなたの表情も相まって、殊更。]
遂に捕まっちゃったって感じ。かわいくない?
ヘイ、狩人さん。この子ボクに譲ってくれない?
約束通り、一食ご馳走しよう。戻ったらポキャンディーもつける。ど?
[頷いてくれたなら感謝を告げて、次はご飯を探しに行こう。
食べられるものなら何でも?範囲が広すぎる!あっ、あれは?でも公園広場の焼きそばも食べてほしい!なんて始まって。こちらに移動した成果物と同じか、それ以上が積まれることになるかもしれない。
食べちゃえば手は空くからね!なんて言い分を、変わらぬ表情でぬいぐるみは聞いている。
君には今度、帽子をつくってあげよう。だから呆れるんじゃない。]