彼処に居るのは技術者さんのようだね。
へぇ、ソウルキス>>14か。良い名前じゃないか♡
ボクもいつか愛しい人のハートをテイクアウトしたいけれども、物事には順序があるから……あぁっ♡
[唐突に頭上から落ちてきたトレーをつむじで受け止めて鼻血を垂らした。
酒場の配膳AIに”流石にライン越えでは?”判定を受けたらしい。]
ふふ、安心してねグラスちゃん。
ボクはカウンターを越えるような無作法はしないさ。
今のボクは止まり木で愛を囀る小鳥のようなもの……
姫君を強引に攫うような腕だったなら、
それこそこのヴァルハラで捥いで糧にして貰った方がいいもの♡
[おしぼりで鼻血を拭いた。
鮮血というよりも若干濁った色をしている。
まぁ、生身でない人間にならよくあることだろう]