[ぼんやりと札を眺めていたら声を掛けられた。
すぐ近くにあったベンチに腰掛け、立ち上がる事なく視線を向けるだけで。]
>>15ヤワタ
絵…?ああ、そうか。
それを生業にしているのか…。
[年若いその男に視線を向け、ぼんやりとした言葉を返し。
人とは違うがその生活、環境について全く無知ではなく。]
絵を描くにしては、画材道具などがないみたいだけど。
一枚、いくらなんだ?
[店先を覗き込めば、おそらくそれらしい道具が見当たらず。当然の疑問としてそう問いかける。
此方の纏っている衣類はタラッシリアの物とは違い、民族衣装のような和装のような出で立ちなので土地の者ではない事は分かるだろう。]