ぁー……あれ…えっと
[思い当たることがあってばっと振り返る。先程の老紳士然としたアンドロイドのほうである。ちゃんとアンドロイドであるとだけは電子機器もいっているが]
……大変失礼…なんだけど、もしかしてー…もしかしなくても……従業員では…なかった…とか?
[今度は注文ではなく気まずい気まずい問いかけの時間になった。どうやら違ったらしいとか振りをしたらしいとかいうことのようだけど……少しだけ考えた後]
杓子定規に違いますとかいってくれたら、わかったんだがこうして茶目っ気のある振舞われると人と差がねーのが凄いよな。
それと料理もコーヒーもありがと、美味しかったよ。
[謝り合うなんてあうよりも、礼をいおう。
気まずい出会いかたではあったものの、そんな感じの後に自己紹介を交わしたりして、それが乗客であるアンドロイドのスイッセスとの出会いであった*]