今度の任務……。
今回で何もなかったら、流石に無理かしら。
[小さくため息が溢れるというもの。
流石にそろそろ素直になろう……とは思っても、長年ツンツンし続けたツケが回って素直に言葉や態度に出すことができない。
上から目線や怒った態度が殆どなので呆れられているのかも。
このままでは本当にお家断絶。せめて、氷室家の血を残すために種は外注……なんて、考えたくもない。]
はあ……。
[集合場所には憂鬱な顔をしてる私がいたでしょうね。
そして皆の前ではつい、強気な顔になってしまうのよ。
高校時代、王子なんて言われてた癖が抜けないんだわ。]**