ろーずおばあちゃま
ぼく…ボク 僕も 魔女様 ニ
なりたいデス…!
どうすレバ 魔女様に ナレマスカ?
[憧れた少年人形は、過去の記憶を頼りにふとそんなことを訪ねました]
まほうをつかったら ジユーで幸セと
きき マシタ。ソシテ ボクモ幸せでス。
ジユーにして、あげたい…トモダチ が
イタ ような きがするんデス
だかラ、ボクモ
ろーずおばあちゃまの ぇと、えっと
おでしサン に なりタイです…!
[魔法使いが弟子を取る絵本をどこかで読んだのか、魔女様には弟子がつきもの…!とラピスはそのようにお願いしてみました。壊れてしまった機械でも魔法使いになれるのでしょうか?そもそも魔力なんてものはこれっぽっちもありませんが、お星様の魔女様への憧れは止まりません。
『トモダチ』のために、楽しい魔法が使えるようになりたい!と無邪気に憧れの眼差しを向ける少年人形。SFの世界エリアのはずなのになんだかチグハグなおねだりをしてしまうのでした**]