[地にあいた穴にコルナを抱え、幾人かのメンバーと共に飛び込んだ後数舜ののちか。轟音、沈黙暗い地下では細やかな石砂が零れる音がやけに耳につくこの場所は入口に近く長居するわけにもいかずされど、出血している我が組織のリーダーをこのまま背負って歩くとすれば確実に失血が生命を蝕む暫く歩けば、少し開けた場所につく私は背負った彼女を壁に横たえたのちメンバーに、声をかけた]