液体土……粘土みたい。[手でこねる陶芸とか、うどん作りを想起させる。泡の形を変えるよりは割ってしまう心配が浮かばない分やりやすそうな感覚があった。ただし火まで魔法でと言われると表情が硬くなる。そうか、窯で焼くというわけではないのだ。火の魔法……大丈夫だろうか、ピギーの毛燃やさない?そんな風に失敗を積み重ね、その先に成功もあって――。]