タリア-04、そこに、いますか?
02とのお話、してあげる約束を、守れるかわからないけれど。
あなたのおねえちゃんは本当に、とってもあなたを大好きだって話してくれました。
だから、翼はあなたが使うべき。
わたくしはデイジーを呼んでいるから、大丈夫。
おねえちゃんとあなたがあの子を呼ぶたび、あの子はとても嬉しそうで。
きっと本当の姉妹のようなのだと考えたのを覚えています。
[たくさんのことを話して疲れたかのように、羊の頭が少し地面に近づく。
機械にはありえないはずの睡眠。その前兆のように声は少しだけぼんやりとし始めて]
執事デイジー
あなたには、酷いことをしてしまった。
戦わないようにラウンジに縛り付けて。わたくしの、遊びのような家族ごっこに付き合わせて。
あなたも、きっと戦いたいと思っていたはずなのに。
[ラムを守りたくてラウンジを抜け出した執事デイジーの行動を、ラムは戦いたかったからだと勘違いしているよう。
けれど機械に本能があるのなら、戦いたいと感じるだろうとラムは考えるから、その勘違いは誰かが教えないと気づけないだろう]*