猫たちノ集会所にモ行ったカラ……
あとハ、お世話ニなっタ、メカ達ニ、
ごあいサツ、しないト。
[この町を後にする前に、
知り合ったメカや動物達になるべく会っておきたい。
そう考えると、思ったよりも時間がなくて、
メカ達がよく集まるマスターのお店に全速力で向かう。
向かっている最中に、メッセージを受信した。
僕への返信は何度来ても嬉しくて、
走りは止めずにアンテナをぴこぴこ、
ご機嫌に揺らしたりしながら、読み進めて───
最後の内容に、思わず処理を止めてしまった。]
…………飛ぶコト、できル…!?
[羽根が生えていて、空を飛べるなんて。
僕はまだ、そういうメカと会ったことが無かったから、
この時は、急停止するほどびっくりしてしまって。]