変なの。優しいんだね。 私は役目を果たせ無かったのに。[ ドクターの言葉>>12>>13に少し変な顔をした記憶処理施設送りが決まった時には金輪際“優しさ”と形容されるものには触れ合う事は無いだろう、と思った。その優しさの記憶諸共消えることを寂しいと思うかそれでも嬉しいと思うか。……それは、判断するパーツが足りないみたい。ただ、少なくとも目の前のドクターに怒りをぶつける気は無かった承諾の言葉はごく簡潔に。促されるまま外に出た ]