[長い沈黙の後、苦しくなる胸を抑えながら……小さく呟いた。] ……それなら……残念だけど明日でお別れなのよ。[ああ、願わくば。 ルミ・ビリヴァーがこの先どんな大罪を犯そうとも、最後まで幸せに笑っていられるよう。 私(殺人鬼)の心だけは、貴女に捧げます。 私(フィア)には、その道を歩むだけの決意は、抱けなかったから。 せめて、心だけはと、そう願い。 こうして、私はルミに決別の言葉を送った。**]