[安全性を考慮して>>17、担いでくれたまま走るマウスに、ラピスは言われたとおりおとなしくしているでしょう。しかし、案外役目が皆無というわけではありませんでした。
というのも、ゾンビサマが身振り手振りで教えてくれた場所の目星がついたり、ちょっとした色合いの変化から床の様子がおかしいと気づいたり]
マウス、イノリ
あっちの ほうから音がします。
ごろごろごろ、って。(スポンジ製大岩)
それから、むこうから、ニンゲンサマのこえがシマス
カチャカチャカチャ〜って。(ガイコツの群れ)
[意外のことに、人の声を聞き逃さないように聴力の機能が普通の人より高いのか、ラピスは静かな迷宮の中から聞こえる音の方向についてかなり正確に把握できていたのです!そんな感じで、トラップの場所を教えたり、敵の出現位置を予測したりして伝えられたことで、無事迷宮の奥へ奥へと進めました…!]