[かけられていた言葉達を大切に抱え、赤く汚したシーツに寝転がりながら、嗚呼、なんと無礼な恰好だろうかと謝罪を。] 皆様……ありがとうございます。 お陰様で、このレイル、 まだ生きることが出来そうです。[まだ違和感と痛みを覚える傷口をガーゼで抑えることが出来るくらいには回復の兆しを見せて。自らガーゼに包帯で腹を巻いていく。そうしたら、点滴をされたまままたベッドに落ちてもう少しの回復を待つ。出航の頃には、もう動くことも出来そうだ。]