[続けて美濃が示すのは真宮寺だ。>>8僅かに強張っていた結月の表情が綻ぶ。] そうですか? わたしは真宮寺先輩の声、明るくて好きですよ。[美濃と真宮寺がとても仲がいいは誰もが理解している。当然結月も親しいが故の冗談と理解した上で返事をした。"美術部の音"として"真宮寺亜美歌の声"を思い浮かべる。そんな未来>>0:404を示唆するように、結月はほんの少しの間、雄弁な瞳を閉じて耳を澄ませた。]