まずはこのスープを召し上がって頂いてから。 あとはお客さまの心のままに。 何も思い浮かばなければ、まずはおなかいっぱいになるまで 味を変えながらスープを召し上がるのも ひとつの過ごし方ですよ。[スープはいたってシンプルな味付けだから、調味料を少し加えるだけで様々な味になるだろう。その味が記憶のトリガーになることもあるし、単に満腹に導いて心を落ち着かせるだけのこともある。メニューはないのだ、とほほ笑んだ。*]