薄闇の一族 リスティリナ

>>30ヤワタ
大丈夫よ。ありがとう。
……それが、画材入れなの？
筆も入りそうにないくらい、小さいけど…。

[ほんのちょっとのやり取りの間も、彼はその道具が気になっている様子で、そんな様子もリスティリナの興味を引いていた。
彼が見せてくれたので、その固い道具に指で触れていろんな角度から眺めて見る。一瞬で絵が完成するというのはどれくらい誇張なのかはわからなかったが、魔力と関係のない機械の類ではそうはいかないだろうな、とは思いつつ]

……あの、もしかして、おなかがすいているの…？
よかったら、食事のお店ででも、話を聞かせてもらえないかしら。……この街に来たこと、あまりなくて…。

[ふと彼が空腹そうな様子であることに気付き、そんな理由をつけて食事に誘ってみた。例のカメラも気になるが、今回の真の目的……人形探しの、その候補に、目の前のこの男も入るかもしれないのだ]