ー 五月・校舎前花壇にて ー[>>1:175>>1:176 少女の怖くないという言葉に、それならよかったと少し微笑み、続く言葉には少し首を傾けて、それから頷いた。]そうだね。考えたことなかったけど。守ってるのかもしれない。[反発心も否定の言葉も出てこなかった。大切にしてるという言葉よりも、守っているという言葉の方が心に馴染んだ。]