[ヤダー!!!
ヤダヤダヤダ!!絶対やだぁ〜〜〜!!!!
と、駄々をこねまくったが、
それで何が変わるわけでもなかった。
嗚呼この世は無情。
しかもこの能力、何かアイツの趣味だかなんだかが反映されてるらしくて、
毎度コスプレみたいなカッコで戦闘することになるワケ。
こっちの身にもなってほしい!!!バカ!!!
不可抗力らしいしアイツは悪くないっちゃ悪くないんだが、
ただでさえどんな顔していいかわからないのに
恥ずかしさからくる八つ当たりもあり、
接し方は更にぎこちないものになってしまっていた。
アタシ、自分で言うのも何だけど男女問わずフレンドリーな方なのに、アイツにだけは上手く接せずにいる。
……いや、別に嫌いなわけじゃないし……
ぎくしゃくしたいわけでもないんだけどさ………。]