― いつかの診察室:ジキセイと ―
いいや、私は何も…
何もしてないよ
[何を、どうしたら君の幸いの為に動けるのだろう。
考えても行動しても正解の無い事ばかりで。
差し出された媒体を受け取り、礼と共に下げられた頭を見る。>>31]
では、伝言を受け取った
[伝えるのは今夜。
デスクの上で数字を刻むデジタル時計を一瞥し、決して長くは無い残された時間を想う。]
今夜22時に迎えに行くから、
準備をしておくように
[22時引率開始、深夜0時消去実行。>>0:#2>>0:#3
管理者として。開示済みのスケジュールを再度伝えただろう。*]